フレンドひまわり勅使 訪問記

こんにちは、長期不登校経験のある高校生と中学生を子育て中のみかんです。

さて、記念すべきインタビュー第1回目はフレンドひまわり勅使です。なんと、、、みかんは先生方の想いに触れて不覚にも泣きそうに…。この気持ちを皆さんに伝えたい!!
訪問日:2025年8月1日

フレンドひまわりって何?という方は、まず下のリンク先を読んでみてね!!
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フレひま勅使はこんな所

子どもの居場所の選択肢が広がりつつありますが、その中の一つ、豊明市民なら知っておきたい場所が、公的機関の“教育支援センターフレンドひまわり”、  通称”フレひま”です。

市内には2か所(勅使・栄)のフレひまがあるのですが、今回は勅使におじゃましてきました!!

場所は、勅使グランドの目の前、自然豊かな勅使池に隣接した勅使会館の2階にあります。(写真はフレンドひまわり勅使から見た勅使グランド)。

車の送迎が必要な場所ではありますが、自然の豊かさが残る静かな環境です。何より雑多な騒音から離れているため心を育てるにはもってこい!と感じました。

天気の良い日は子どもたちと勅使池周辺をお散歩したり、畑で育てた野菜を収穫し、調理する事もあるそうですよ。ステキですね!

私の暗黒時代

今回お話を伺ったのは、現在、フレひま勅使で子ども達をサポートされている、笑顔が最高にステキな二人の先生です。

長い間、教員としてご活躍されているベテランのお二人ですが、保護者の私まで包み込まれる様な温かな包容力で接してくださり、安心しながらお話を伺うことができました。

ここからは、私の個人的な事も混ぜながらお話しさせてください。私の息子(現在高2)は中学1年生の1学期のみ登校し、その後は学校へ行きたくても行けない状態で3年間を過ごしました。

そんな日々の中で繰り広げられた親子劇場はなかなかのもので、私の暗黒時代でもあります。

親は、子どもが不登校になると、どうしても心がザワつき、登校して欲しい気持ちや、自責の念、未来への不安からついつい子どもにプレッシャーをかけてしまう…。

優しくしたいと思っていているのに…、一番つらいのは子どもだと分かっているのに!!そして状況は悪化していく。こんな日々の繰り返しでした。

絶対的な安心感

そんな経験のある私なのですが、お2人の話は大丈夫、焦らなくていい。生き方はひとつじゃない。というメッセージに溢れていました。

それは、長い教育現場経験で培った想いから生み出される言葉だと思うのですが、私には、子育てを終えたひとりの母親・父親としての姿も重なって見え、受験や学業を離れた真の教育者の姿を垣間見れた気がします。特に

●子どもは一人ひとり違う歩幅を持っていて、その子らしいスピードで成長していくということ。

●その子が動き出せる時が来るまで、急かさずに待つことが大切なんだ

というくだりは、私が嵐の中を何年もかかって辿り着いた境地と重なり目頭が熱くなるのを感じました。

まさか、インタビューに来て自分自身が癒されるとは、今までの自分の選択が認められた様な予想外な展開で、心にスルスルっと柔らかなものが流れる感覚でした。「あぁ、私は間違っていなかったんだ・・・」と。

当然ではありますが、先生も保護者であり一人の人間、そして社会の一員でもあります。その幾重にも重なる役割と長い人生経験の中で、まだ始まったばかりの若い命を見守る深い深いまなざしを感じたのです。

信じ待ち励ます同志

現在、高校2年生になる息子ですが、将来の目標が定まった今、信じられないスピードで努力をし結果を出し続けている姿があります。本人曰く、失われた4年間(中学3年間+高校1年間)を取り戻す!と。

それまでは、どれだけ私が言おうとも全く動けなかったのに…。これこそ、先生方のおっしゃる、子どものタイミング、歩幅、スピードだったというわけです。

ひょっとして保護者の仕事は、子のタイミングを信じ「あなたを大切に思っているよ」という気持ちを静かに伝え続けるだけなのかもしれません。それだけで、土台はしっかり育っていくはずなので。

とはいえ現実的には、感情が揺さぶられる中で子を信じ、待ち続けるのは至難の業です。これは、不登校児の子育てという経験をした方ならお分かりになると思います。

そんな時、家族以外で子の歩みを受け止め、共に歩んでくれる存在があったらどんなに心強いでしょうか?その役割を、先生方に感じたのです。

また、その優しさは子どもだけでなく保護者へも向けられているようで、とても心強く感じました。どの保護者も同じだと思うのですが、不安な気持ちと戦いながら「大丈夫」と自分に言い聞かせ、奮い立たせながら歩んでいると思います。

だからこそ、急かされることなく「大丈夫」を言葉だけでなくノンバーバルな部分も含め、静かに後押ししてくださる存在は大きいです。

“フレひま勅使”の訪問は、義務教育という渦中を過ぎた私でさえ心の底からホッとできる訪問時間となりました。不登校児を育てる保護者の選択肢の一つとして“フレひま”で支え続けてくださる同志のような先生がいらっしゃることを皆様に知って頂けたら嬉しく思います。

執筆者…みかん

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