現在高校生男子の母、秋田さん(仮名)。
息子さんの不登校に悩んだ日々のことを語ってくださいました。
なかなか大変な思春期だったみたい。。。
――― 一番大変だったことは何ですか?
一番は…“暴れること”。今思い返せば、あれは“パニック”だったと思う。
―――息子さん、どんな感じだったの?
“家庭内暴力”っていう言葉が、伝わりやすいかな。とにかく暴れて。泣いて泣いて壊す。周りにあるものを手当たり次第壊す。瞬発的に壊す。そして、壁を壊す。
今も、玄関の真正面に穴があいてるの。絵で隠してあるけどね(笑)
―――なんで壊しちゃうんだろうね?
たまたま、そこに壁があったから(笑)
カウンセラーさんが言うには、感情のコントロールができないから、暴れるってことで解消してるって。
―――それはいつ頃のこと?
小学校4年生から6年生。当時はよく、「生きてる意味が分からない!」って言って大泣きしてて。。。
―――思春期に入ったのかな?ちょっと早いよね。
小4から小6までの3年間は、本当に“地獄”だった⋯。わたしもすごくやせちゃったし。そのときは必死で、どうにかしたいと思ったし。
でも気づいたら、成長してて。暴力は全然なくなって、落ち着いてた(笑)
―――息子さん、成長したんだね。何かきっかけがあったの?
今振り返ると、落ち着きと同時に発達してたのが、“言語能力”だった。自分の考えを言葉で伝えられるようになって、落ち着いてきたんじゃないかな。
でも、渦中のときは、嵐が過ぎ去るのを待つことしかできなかったけどね。
―――息子さん、本当に変わったんだね。
親のわたしが変わったの。
自分にも何か否があるのかも…ってすっごく考えたし、わたしも変化していった。
―――秋田さんが変わったの?どんなふうに?
わたし自身の生き方を変えたんだよね。
これまでわたしは、社会のシステムの枠内で生かされていたと思う。周りからの評価をすごく気にして。だから息子を、社会のシステムに、社会の常識に、合わせなきゃいけない!って信じてたの。わたしは息子を見てるつもりだったけど、結局、親としての自分の評価を気にしてた。
でも、そんな自分に気づいたんだよね。というより、息子に気づかされたの。社会の常識にとにかく従うように生きるよりも、もっと大事なものがあるって⋯。
だから、息子が学校に行ってないとか、そんなことはどうでもいい!って思えるようになった。
もちろん今のわたしも、感情の波はあるんだけど、その波が小さくなった感じかな。
しんどかった日々をストレートに語ってくださった秋田さん。
今は、息子さんと二人旅をするほどの“仲良し”だそう。
秋田さんのこと、聴かせてくれてありがとうございました?
この記事を書いたのは⋯⋯リンダです

